ブランディングについて(うちの場合)

今日は、久々にホイールローダー(除雪車)に搭乗して作業をしましたが、よい気分転換になりました。

さて、うちのブランドはモノでもコトでもない。ヒトです。

当社には、有形物としての商品ブランドはありません。それは、モノではなく役務提供(業務請負)というコトが本業だからです。広義のもと客観的に自社を観ると、ストックビジネス(フロービジネスに対して)をしていて、下請けというよりはむしろお客様の会社の一部業務を請け負っているので、協力会社という位置づけになります。

会社概要には、生産園芸、ノンアセット型の3PL事業と書いてあります。そして、Webサイトのindexページ(ホームページ)のメインビジュアルは、弊社のいちご畑。主力が、構内荷役という業務請負にも関わらずです。それはなぜか。

荷扱の対象が育苗培土、農薬といった農業資材ですが、それはお客様(荷主)の商品です。作業するスペースもお客様側の敷地や設備だったりしますから現場は勝手にオープンにできません。フォークリフトとか除雪車の写真を撮ってをただ載せても面白くない。もちろん、うちの社員の対応、操作技術は素晴らしい。仕事熱心で機転も利くし、細かことにもよく気がつく。それゆえ、お客様からの信頼も厚いです。人が商品で、一人一人がブランドという考えが、ぴったりな会社です。本業に限っていうならば、そういった内容をイメージ化するのが正しいのかもしれません。

しかし、私は既存の事業から発展もしくは派生させた会社の新しい価値を創造したかった。では、Webサイトトップのメインビジュアルとしてブランドイメージとしてどう表現するか。
手っ取り早く農薬メーカーの協力会社だから、そこを軸足に多角化した事業のひとつである種苗生産現場を選びました。また、一般的に分かりやすいと思ったからです。

いちご苗の増殖(育苗)は、今のところハウス一棟のみで、売上・利益ともに会社を支える事業としてはまだまだ発展途上。でも、生産者のひとつとして誇りをもってやっています。自社の土地で自社農園設備。アグリビジネスへの第一歩としての試金石のようなものです。このブログのサブタイトルも、「郊外型アグリビジネスを創造する」としました。おそらく、これが当社のビジョンにあたり、私が会社をそうもっていきたいという「思い」です。

話がいろいろ横にそれまくってますので、本題に戻ります。当社では社員一人ひとりがまさにブランド。Aさんの魅力、Bくんの人柄、話し方、お客様への態度、言動、表情、段取りなどの現場対応力が、商品であるヒトに直結!社員がお客さんから直接感謝の言葉をもらえるレベルを目指しましょう!これから現場は、繁忙期を迎えますので、そんな意識で楽しんでみてください。(って思いっきり社内メッセージだ、これ)

それでは皆さん、素敵な週末をお過ごしください。

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