ワインぶどう研究室、最初の仕事

研究室の開設3日前、注文していた苗木が届きました。本来なら1年前に注文するのが理想とされており、私が注文した3月は発送の最終月。なので、ひょっとしたら、苗木を入手できるのは来年かなと半ばあきらめておりました。

植原葡萄研究所さんへ駄目元で注文してみると、希望品種のうち在庫のあるものをなんとか数本づつ頂くことができました。接ぎ木作業や、発送手配などでとても忙しい時期だったと思います。そのような多忙な時期に、しかも季節外れな注文をよこした私。にも関わらず、大変丁寧に対応をして下さいました。本当にありがとうございました。

さて、苗木が届きました。今年は試験栽培を経て生産品種の選定や試験圃場の準備などがメインです。ブドウ苗木生産者、ぶどう栽培者、ワイン醸造販売、イチゴ苗、いちご狩りなど全てをミックスした観光農園的なvitiカルチャーエンタテインメントができないかというロマン溢れる夢のようなビジネスロードマップを描いていますから(欲張り過ぎで範囲広すぎなのは重々承知です・・^^;)、現時点では超初歩の段階です。何せ初めてブドウを育てるワケですから。

前書きがとてつもなく長くなりましたが、今朝7時よりナーセリーポットへ仮植え作業をしました。ポット、用具はしっかりと消毒。貴重なウィルスフリー苗ですから、抜かりなく丁寧に仕事を進めていきます。こういったことは、イチゴ苗の生産で学んだことです。培土を配合し、ナーセリーポット鉢底へ入れてく。

苗木の根っこを、10センチ程に切り揃えて植え込みます。根が立派なので非常にもったいない。私の気が短いせいで、露地の圃場定植まで待てなかった。ポット養成ということにさせていただきます。

ちなみに植える前には、水に根っこを漬けてしっかりと吸水させました。12時間ほど。

そして、植え込み完了。あとは、台木接合部より上の穂木部分を10センチから15センチ程に切り詰め、萌芽を待ちます。苗木屋っぽくなってきたでしょ?

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