旅先の長崎から戻り研究室をのぞくと、試験栽培中のブドウ苗木はすべて展葉していました。
先の投稿でもピノ・ノワール、ソービニヨンブランはなかなか展葉してくれない旨を書きましたが、ついに艶やかな緑葉を見せてくれました。連休中は、札幌も初夏を通り越して夏の陽気だったようで、その暖かさが一気に葉を開かせてくれたのでしょう。
バーミキュライトを詰めたグラス植えの接ぎ木苗。穂木は活着不良で恐らく枯死しています。しかし、台木の生命力はスゴイ。削り落としたはずの芽から吹いてきました。葉も展開しています。これは、このまま台木を養成することにーします。
ポット植えしたなかでも、台木品種はワイン用ぶどう品種よりも速く成長していく。そして、耐寒性のあるツヴァイゲルトレーベ(赤ワイン品種)は、なんと花房をつけていた。