晴耕雨読といきたいところだが農薬散布

朝から結構強い雨が降っています。このブログやFBを覗いていただくと農業園芸が本業と思われるかもしれませんが、本業は構内荷役作業の請負です。関連事業として、実験的に生産園芸活動をしています。

さて、毎年天候が違うと感じます。今年の6月は寒かった。4月上旬の気温並み。。。とか7月に入ればいきなり30℃を超える猛暑日の連続。人的要因・自然天候型要因などいろいろ組み合わされて、その結果作物は成長の度合いを目の前に突き付けてくる。天気(気温・日照)とか培土の詰め方、時期、水やり、肥料の効き具合が今年はこうだったから、私たち(イチゴの苗)は今これくらいの伸び具合なのよ…と

よし、まだまだ挽回の余地はある。収穫まで頑張ろう。

明日からまた暑くなりそうなので(予報によると)、涼しい今日のうちに農薬散布をやってしまいます。天気とにらめっこしながら作業の優先順位を決めて(変えて)いく。農業は結構頭脳プレイなのです。芸術的でもあり科学的でもある。


農薬散布用のホースも、洗ってまぁキレイ。道具の手入れも大事です。地面は防草シートを張ってありますが、散布時はズリズリ引き回しますから、泥やコケやら汚れるんですよ。

防除タンク(農薬を入れてよく混ぜます)

手前は防除機。モーターポンプ式の散布機でございます。ビニールハウス内に置きっぱなしだと、暑さでゴムパッキンやその他劣化しますので作業終了後は必ず涼しい物置などへ格納します。

生育旺盛なブドウ苗木達

ぶどう研究室内で試験栽培中の苗木は、相変わらずの生育旺盛振りです。将来の母樹として使えるよう、病害虫に侵されないように室内栽培してますが、天井まで到達してしまいました。温室と苗木畑の準備を具体的に考えているところです。