イチゴ苗シーズン2020

2020年度のすずあかね実取り苗生産が始まりました。今年は地下水※から水道水へ給水設備を変更したり、親苗床の土台を更新するなど大掛かりな作業に加え、ビニールの張り替えも重なったため定植までスケジュールが詰まりまくりました。

お陰様でなんとか6/2に親苗の定植が完了して、ほっとしております。本年も良質なイチゴ苗づくりに励みたいと思います。

※年々地下水の水質が金気(かなっけ)を帯びるようになり、貯水タンクのボールタップや配管の目詰まり、固着がひどくついに水道水に切り替えて育苗することにしました。深さ24メートルほどの浅井戸のため、水質が安定しませんでしたね。鉄分ほかマンガンの値も高く、鉄バクテリアの繁殖とその浮遊物がタンクに沈殿すると点滴チューブは頻繁に目詰まりし、生育に悪影響も与えていました。鉄分やマンガンといった微量要素は、植物にとっては良いもので実際には葉の色が濃緑色に育つなどプラスの面もあったのですが、いかんせん給水設備にデメリットが多く出過ぎました。今年からは、チューブ目詰まりによる灌水不足もなく、豊作を願うばかりでございます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です