ポートランドの軟化

ポートランド
ポートランド、恐らく。

樹齢20年のポートランドと思しき白ブドウ。春先に強剪定した後は、比較的ワイルドに管理している。甚だ強健で育てやすいと言われるだけあって、その辺にぶん投げてあった剪定枝から新梢が大地を這ってきたりして、生命力に満ち溢れている。

2020年8月25日現在、果実のほとんどはまだ堅いままだが、一部で軟化が始まった。早速一粒食べてみる。酸味はなく、まだすごく甘いというわけでもない。糖度計で測ったわけでもないのだが、舌の感覚だとは9.5〜10度くらいではなかろうか。酸味が少ないこの品種特性ゆえにそう感じるのかもしれず、実際はもう少し低いのかもしれない。

葉はコガネムシの食害に遭っているが、黒とう病や灰カビも発症せず、殺菌殺虫剤も最小限の施用または無実施にも関わらず、しっかりと実をつける。北米交配種は日本の湿潤な気候にも適応し、さすが強い!

オーガニックというより放ったらかし栽培のポートランド

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