野草の復活

ゲンノショウコ
自生するゲンノショウコ

先日、畑で猛威を奮っていた外来種(帰化植物)であるオオアワダチソウを刈り、その後に緑肥植物の種を播種した旨をお知らせした。しかし、本来であれば自生する草本を生やすべきである。持続可能(サステイナブル)な状態にもっていくならば、敢えて元来そこに生えていないもので、地面を覆い尽くしてしまうのもなんなのかもしれない。

さて、オオアワダチソウが刈られて低い草丈の野草が目立つようになってきた。なかでも一際目にするのが、上の写真のゲンノショウコ(フウロソウの一種)である。ググるとwikipediaの説明が分かりやすい。昔から下痢止めなど整腸作用のある薬草として用いられていたようである。お腹の弱い男子諸君には有難いものではなかろうか。葉や茎などを乾燥させお茶のようにして飲用服用するそうであるが、飲み過ぎても便秘になったりすることもなく安心して飲めそうである。日本全国に見られ、静岡県の富士川を境に西は青花、東は白花が咲くと記されている。北海道北広島市の圃場に咲くのも白花である。控えめに咲く白い小さな花がなんとも愛らしい。

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