
年末年始は、とてもゆっくり過ごせたので、いつになくリラックスして自分時間を楽しんだ。片意地張らず、流れに逆らわず、無理を強いらず。こうせねば!とか、こうあるべきだ!などと疲れるような思考はいっさい辞めた。正月三が日はデジタルデトックスと称して、なるべくスマホやタブレットもイジらない。SNSは見ない、テレビもなるべく見ない。
年末は寒気が下りていたので、会社の水道管が凍結して破裂していないか見廻りに出掛けたりもした。また、雪が積もって歩きづらくなる前に畑の巡回を、と思い静まり返った雪原を歩くのも悪くない。特にスキーのストックを突いてザクザク進んでいくのが、最近のお気に入りである。空気が冷気で引き締まり、小雪が舞う中、シカの足跡(たぶん)を追ってトドマツ林の中へ分け入った。

大晦日から元旦にかけては、本を読んだり、過去に表計算ソフトで作って印刷した紙の予定表や広告の裏紙に、会社と仕事に関する思考の類いや今年の予定、今後のことを書き出して頭の中をスッキリさせた。
なるべくノイズを退け、情報の断捨離というか本来の自分にとって不要なコトやモノを洗い流し、大まかに向こう20年先まで目標を立て、2021年の新年を迎えたのである。