四季成りイチゴの採苗

苗ほ場

今年は、11月15日から採苗が始まります。

夏場の高温乾燥により、一時は培地の乾燥とランナー焼けによる収量低下が心配されました。寒冷紗で直射日光を和らげ、敷設された灌水チューブに加え、面倒でも株元に直接手灌水するなどして、なんとか乗り切ることに成功。苗の手入れは、社員の協力もあり、良い状態がキープされ順調に育っています。

今年の道内、この高温乾燥による影響で、作況は作物によって明暗が別れるようです。米、ブドウ、麦は豊作だが、根菜類は苦境を強いられた。イチゴ苗は、ハウス内で育てますから、施設園芸の利点で、灌水量や日射量、温度管理はある程度コントロールできる。でも、完璧な植物工場でない限り限界はある。

温室効果ガスの排出量削減は、地球規模の問題。そして、一人ひとりに、その責任がある。