お仕事の人も、お休みの人も天気が良いと気分も良いですね。
北海道道1080号栗山北広島線
今日は、いつもと違う道路を走って帰宅してみました。気分を変えて、違う視点から物事を考えてみる訓練です。忘れないうちに、iPadのメモ帳で絵を描いて、頭で考えていることを可視化、マップ化してみました。
栗山町を起点に、北広島市大曲地区を終点とする道道1080号栗山北広島線。道道江別恵庭線と一部共用します。ホクレンさんのくるるの森やクラッセホテル、道都大学のあるあの道路です。葉っぱのボトムに位置するダウンタウンには、市役所やショッピングエリア、JR北広島駅。実は、この道道こそ北広島のメインストリートなのではないか、というまったくもって私的な見解です。一枚の緑葉で、市の目指すべき姿を(勝手に独断と偏見で)コンセプトメイキングしてみました。
国道36号、274号など道内のメジャー級大動脈が貫通する北広島市。これといった街固有の産業や名産品がなく自虐的なベッドタウンというイメージ、スミマセン個人的な認識です。しかしながら、北海道稲作の発祥の地として島松沢があり、ゴルフ場天国、近年はオシャレで美味しいスイーツのお店もできてきました。ゆるキャラのきたひろまいぴーも頑張っている。工業団地には北海道経済を支える立派な企業も誘致、活躍されています。食品製造、工業、土木、建設、商業が織り雑る不思議な郊外型都市。
でもなにか、しっくりくるものがないというか感じられない。
中心に位置する原始林が、市街を分断していて商業が活性化しないなどと言われている。デメリットとされていることを強味に変換できないだろうか。レクの森、立派なサイクリングロードもあるetc。
札幌市の姉妹都市、米国オレゴン州のポートランド。ここ何年か私もポートランド的ライフスタイルにすっかりハマり憧れていますが、この街道を中心に、エコ&サステイナブル(持続可能な)でエシカル(倫理的な)、文化芸術的でグルメ、パノラミックな風景遺産が財産の街づくりを目指してはいかがでしょうか?
カタカナばかり申し訳ないですが、そういう時代だと思います。札幌をポートランドと見立て、内陸郊外都市のありかたを探る。現状はまだまだ地の利と可能性をスポイルしているように思えてなりません。人口減、高齢化とかいろいろ問題はあるのでしょうが、都市計画の方向性はどうなのでしょうか?商工業、団体活動のコンセプトがバラバラで、何を目指し、どこに行きたいのか分かりません。札幌から通勤してきて、住んでないから余計にそう思うのかもしれません。商工会活動にも、少し足を突っ込んでいますが、まだ見えてこない。
このカントリーロードを中心に、私が勝手に思いついたコンセプト。社会的に貢献できる、市民はもちろん、隣接市民の生活を豊かなものにする、当社がありたい未来の姿を描いて新規事業をデザインしてみようと思う。
新千歳空港と札幌の間にあって、アクセス的には超がつくほど恵まれているのに、なぜか浮いている気がしてならない。
繁忙期
エスプレッソラテで一息
azalea photo
先ほど投稿の、越冬したのか微妙なアザレアです。
この状態では、枝も折れてとても鑑賞には耐えません。基本、屋外越冬はあまり現実的ではないですね。
ほとんど徒長枝ばかり。花芽がつく前の刈り込みが弱く、水やり不足でした。特に夏季は直射日光を避けた軒下に置くなどしておきますが、結構根鉢が乾きます。
越冬アザレア
コテージガーデン百合が原公園店で、去年購入したベルギー産アザレア。Hortinnoブランドの立派な園芸品種でした。ゴージャスな咲き姿は、いかにもヨーロピアンという感じで国産品種にはないボリューム感と洒落た雰囲気があります。
花後、屋外に置いておきましたが、初冬に屋内へ避難させ忘れてしまいました。
マイナス15度くらいまで気温が下がる地域のため、恐らくたぶん凍死。と、思いきや昨日雪の下から掘り起こしたものと、冷気に吹きさらしていたものを見ると、微妙に葉が緑がかっている。ひょっとしたらまだ脈があるかもしれない。期待して家中に入れて様子を見ることにしました。
果たして生き返るか。もし息を吹き返したとしたら、この品種は札幌周辺のハーディネスゾーンでも越冬できるということになります。アザレアは、台湾ツツジなど暖地の種をベースに、品種改良されたもの。零下になる北日本では、インテリアプランツ扱いの鉢物です。
花芽も付いていますので、開花したらまた報告したいと思います。
久しぶりの、園芸ネタでした。
これから面接です。
フォークリフトオペレーター(期間採用)の求人を木曜日から開始しました。早速、昨日応募のお電話をいただき、今日面接です。面接といっても、まずはこちらの仕事内容をお話しして、仕事、現場の状況を理解してもらいます。昨日、一昨日と長く書き過ぎたので、今日はサラッとしめます。みなさん、良い週末をおすごしください。
ヒューマンエラー対策&禁煙記念日
おはようございます。
今朝6時の天気図を見ると、北海道付近は日本海と太平洋にある東西二つの低気圧に挟まれています。朝から風雪が強く、時折ホワイトアウト状態に。地吹雪がスゴイ。こんなときは、歩行者や対向車に知らせるためにも、ヘッドライトを積極的に点灯して車を走らせます。風速も10メートルほどあり、屋外作業は大変。強風時の対応対策で、安全操業を心掛けましょう。
そういえば、昨夜小学校からも、登校時の暴風雪に注意をうながすメールが届いていました。通学時の防寒対策と持ち物は最小限にとの内容です。親切な世の中になったものです。
でもこれは、2013年3月2日、8人もの犠牲者を出したオホーツク海側を中心に吹き荒れた暴風雪による悲しい事故からの教訓でしょうか。暴風雪と吹き溜まりは、ほんとうに怖い。わたしも、いつも通りの通勤経路で遭難しかけたことがあります。脱出用に車には、スコップとけん引ロープはマストアイテム。
さて、今日は私にとっては特別な日。ある意味、プレミアムな金曜日かも。15時には上がらないけど。
その1.ヒューマンエラー対策との出会い。
その2.禁煙し卒煙に成功した。
という2点について、アニバーサリーな日であります。
その1.ヒューマンエラーについて学ぶ
西暦2015年、私は社内で起きる怪我・事故の発生が収まらないことに頭を悩ませていた。労災事故(軽度なかすり傷~全治1ヶ月の骨折etc)やフォークリフト・車両系建設機械(ホイールローダー)での物損事故だ。
ほぼ構内作業なので一般者を巻き込むということはあまりない。やはり怪我した本人や事故を起こした当事者がいちばんつらい。しかし、怪我による休業=欠員=人繰りが大変。設備をお借りしている取引先への謝罪&再発防止策、始末書etc。病院経由で提出する労働基準監督署関係の書類作成。など発生後のいろいろな後始末があり、それが大変&煩わしいというのが、本音でもある。
頭を下げるのが、自分の仕事かと思えた時期もあった。事故や怪我を起こしたのは誰だ、経験浅いのか?とか本人を追及する質問ばかり浴びさせられる。要はその人が悪いとか上司の指導がなってないとか・・・。確かに、安全より効率が優先されていた雰囲気はあった。多少の怪我くらいは仕方ないみたいな。しかし、正直、いい加減嫌になってしまった。
リスクアセスメントに取り組み始めて少し経った頃であったが、何か根本的な解決になっていない気がしたのです。これだけでは不十分だと。
結局、人が介在するから事故やミスになる=ヒューマンエラーなんだという考えに私は至りました。以前、全日空の機内誌でANAがヒューマンエラーの講習を開催しているという宣伝を思い出したので、もうこれしかない。これが最後の砦だなどと自分を説得。受講の予約をして、2月23日の最終便で東京品川へ飛びました。
ヒューマンエラー対策(ANAビジネスソリューション株式会社)
この研修を受けたことで、考え方が180度変わりました。「エラーチェーン・マネジメント」という考え方が、事象を冷静に分析して、建設的に解決策を導き出す。座学の翌日、ワークショップ形式で実際に体験することができました。
たくさんの人の命を預かる航空業界ならではの安全対策。事故が起こったときの対処、再発防止に対する取り組み方は、さすがです。
テクニックより、受講者ご自身の「気づき」を大切にしています。
自身でポテンシャルを引き出し、コミュニケーション力を深めるために、最も有効であるためです。
- 「ヒューマンエラーをゼロにすることは出来ない」
- 人は人であるがゆえにエラーをなくすことは出来ません。
しかし、「エラーの影響をコントロールすることは可能」です。
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「エラーチェーン」
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事故は1つのエラーのみが原因となり発生することは稀で、いくつものエラー(事象)がチェーンのように連鎖した結果として発生します。
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発生した事故に対し、「誰の責任か?」を問うのではなく「誰が防ぐことができたか?」と問うことが事故防止の基本であり、研修プログラムの骨子です。
引用おわり
受講したことを、そのまま社に持ち帰り、復習も兼ねて怪我した本人に教える。数か月後、簡単なプリント(社内用テキスト)を作成し社員全員に配布し話して回りました。これにより業務中の車両事故、労災事故(腰痛は除く)は激減。ほぼゼロに近づいた。やっぱり、何か起こったとき責任追及型はダメです。本人が委縮しちゃうし、何の解決にもならない。経営計画書には、このANAのヒューマンエラーに対する考え方を、そのまま安全対策の方針として取り入れ明記しました。
その2.禁煙し卒煙に成功した
実は、この2015年の2月24日に禁煙をスタートしたのです。この2泊3日の東京出張を利用してやろうという作戦。まる2日間、ANAの研修ルームに缶詰。飛行機など公共交通機関の移動が長時間。東京都内。タバコが吸えない環境がそろっているではないか!
過去、数え切れないほど失敗に終わっていたが、今回は本気度が違いました。
頭では分かっていても、タバコは止められない。一服は、大人のたしなみだ・・・。一仕事終えた後に、紫煙を燻らす至福のひととき。とかいって、愛煙家を気取っておりました。正直、やめられるとは思っていませんでしたよ。
しかも、数か月後に、飲みの席で目の前であんまり美味そうに吸われるもんだから、1本ちょうだい、あっ、もう一本もらっていいかな・・。という危険な行為をやらかしている!せっかく数ヶ月も我慢したのに水の泡だ!でも、翌日、幸いにも吸いたいという気持ちにはなりませんでした。セーフ。
その後、2回ほど吸っちまうことになるのですが、大丈夫だった。数ヶ月もするとニコチン依存がほとんど消失するのか。”吸いたい” から “煙(けむ)たい” に変わるときがある。愛煙家が嫌煙家に化けるときが来るのです。
禁煙しようと思った経緯はいろいろあります。肺に関するがんで亡くなった社員・親族・義父。タバコが直接の原因かは分かりません。自身に起こったこととしては、たまに朝起きたときに胸痛があったり、心臓の脇腹あたりがピリピリして痛!みたいな。うぉ~、俺ヤバいんじゃないか?死んでまうのか?など健康上の不安。タスポを作っていなかったので、いちいちコンビニに買いに行くのが面倒になったという理由etc。でも、やっぱりいちばんは健康上のことでしょね。家族も養っていかなきゃならないし。
とにかく、禁煙が品川を舞台にスタートしたのでございます。正確には、出発前日23日の午後2時過ぎだが。
ちなみに禁煙外来には行っていません。
頼ったのは、こちら。
禁煙はマラソンではないぞ、短距離だ。
このサイト情報が励みとなり、毎日欠かさず20本以上吸っていた私は禁煙に成功してしまったのです。
煙を断った3~4日間、これはとてもキツかった。正直、死ぬかと思いました(笑っ。禁断症状で、床をのたうち回りたい気分です。ヒューマンエラー初日の研修が終わった夜。私は、一人寂しく宿のある品川グース内のTGIFridayで、ステーキとビールを注文した。カウンターでインバウンドの観光客さん達にまぎれて。
お酒が入ると、もう吸いたくて吸いたくてたまりません。食後、吸わないことがどれほど苦しいか。これはほんと自分との闘いです。
吸いたくなって、つらぬいたのは「たった1~2分の我慢」です。それを、手帳に記録しました。電車の時刻表のようにね。例えば、
19時15分:吸いたい。すごく吸いたい。
19時17分:吸いたい気持ちが収まった。収束。
吸いたくなったけど我慢できた。この数十秒~1分半の成功体験というか、小さい達成感を積み上げて自分を励ますのが成功の秘訣。吸いたい気持ちは、30秒~1分半で消え去ります。ほんのわずかな時間である吸いたいピークを乗り越えるだけです。
吸いたくなったら、クロレッツのレモンライム味で誤魔化す。
「吸いたい、ぐっとこらえる、吸いたい気持ち消滅」を繰り返し、4日目以降から、たしかに変化が。吸いたい気持ちはあるけど、ブレーキがかかるようになった。まさに、アクセルよりブレーキが勝っててる感じです。初日~3日目くらいの、吸いたくて死にそうな状況から少し落ち着いてきたという感じ。
禁煙して2年が経ち、体重が10キロ増えました。ボディシェイプの改善が課題です。
お昼ですね。食事に行ってきます。
利他の精神
20代後半~30代前半の頃、日経ビジネスアソシエという情報誌を読んでいました。先月、久しぶりに臨時増刊号を買って読んでみると巻末の特集記事のひとつに目がとまりました。(社会的にも話題の「働き方革命」について)
どんな内容かというと、「働く人の生産性を高める」というトピック。
労働条件や雇用環境が劇的に変化している今の時代。それに対する企業への処方箋的な問題提起(なんか難しいな)、仕事に生かせる実用的なアドバイスなどが満載でしたが、
「感情を脳から追い出す」方法とそのワケが、とてもためになりました。
私は、感情のコントロールが苦手です。メンタルをもっと鍛えないとって常日頃思っているほど。感情的になっていると、冷静なときと比べて、判断に時間がかかるしマトモに考えられないし答えられない。思考と感情の高ぶりは反比例ということでしょうか。怒りや悲観的な感情を引きづったままだと、やるべきことになかなか頭を切り替えられません。クリエイティブに思考するなどとてもじゃないが、できません。生産性ガタ落ちです。
その記事を執筆された先生の著作を読んでみました。
高みを目指したい、上昇志向のある若手ビジネス・パーソンには、とても参考になるかと。私が30代でしてきたこと、いま取り組んでることやその姿勢にも納得がいきます。
「利他の精神※」に関して書かれた項があります。これは、ほんとタイムリーな内容でした。自分本位ではなく、誰かのためにやる、役立つ、喜ばしたい、与えるetc。give and giveでtakeはない。いずれ、巡り巡ってかえってくる。信用と信頼につながる。
※仏教の教えだそうです。
なぜ、偶然というかタイムリーかって申しますと、2月6日に札幌で「楽しむ経営で会社を成功させる方法」という超スペシャルなビジネスセミナーがありました。プレゼンターであるヤマチユナイテッドグループ代表の山地社長、短パン社長こと(株)ピーアイの奥ノ谷社長のお二人からも、「利他の精神」についてお話がありました。直接見返りを求めるのではなく、楽しみの場をお客さんに提供する(仕事ぶりがお客さんに感謝される=社員さんにとってすごい励みになる=社員のためになる=成長する=会社のためになる)、誰かのために役に立つといいなと思って情報を発信する。利他的であれ。(私の言葉足らずな説明をお許しください)
閉塞感漂う世の中(そう思ってるのは私だけ?)に、風穴が開くような感じというか、そのくらいすごい影響力のある方に学べるというのは、とてもありがたいことです。最近、SNSとかブログで発信することが必要だと思うようになったのは、このお二人のお陰でもあります。覚悟を決めても行動しなかったら意味がない。まったくその通りです。
さて、
実際、過去に会社でもあったことです。
自分のことしか考えていない、周りが見えていない、見ようとしていない、こうしてあげたら、あなたの仕事やりやすいよねっていう配慮が欠けていて、俺は私はこれだけ頑張っているのに・・・みたいな。新しいこと、方法にチャレンジしようともしない。(お説教ぽくってごめんなさい)
チームがバラバラでそれでも同じ会社の仲間か!?って。そんな雰囲気なものだから、現場や仕事のやり方を少しでも良くしようとか、協力して乗り切ろうぜって思って頑張ってる人が、嫌になっちゃった。「働く」という漢字。人(誰か)のために動くという風にも見えますよね。
わたしも、自分のことでいっぱいっぱいになって倒れそうに(実際は倒れませんが)なるときがあります。そんなときは、一呼吸おいて冷静さを取り戻す。戻そうと努力する。
十数年前、結婚式の祝辞を中学1年生のときの担任で、のちに私が所属した陸上部の顧問でもあったO先生にお願いしました。招待状を出し、はるばる埼玉から札幌まで来て頂いたのですが、今でも忘れません。名言です。
先生:
「溜井君、愛って何だか分かりますか?」
私は、みんなの視線が集まる中、うまく答えられませんでした。
先生:
「愛っていうのはね、君の時間を相手(この場合は奥さんか)にあげることなんだよ」
自分の時間を誰か相手のために使う、捧げる。
まさに利他的ですね。
この春、先生は定年を迎えられるそうです。教員生活もあとわずかと年賀状には記されていました。お疲れ様でした。
春はまだ遠し
仕事に出かける直前、窓の外で何か気配を感じた。
あっ、リスだ。年が明けてからは、初めてかな?
今年もよろしく。先週の暖気で雪が少し融けている。埋もれたドングリなど樹木の種でも見つかったかい?あいにく、うちのバードハウスの中は空っぽ。小動物しかも天然の生き物、なんともいえない癒しです。
関東地方では、春一番が吹いたそうですね。こちらは風雪で視界不良気味。まだ春は遠し。